●PCI DSSは、国際的にはカード情報を取り扱うすべての事業者が順守するものですが、日本の「実行計画」では緩和しています。加盟店の場合はカード情報を非保持にするのであれば、PCI
DSS準拠までは求めないことにして、加盟店が取り組みやすいルールにしています。
いっぽうカード会社やPSP(決済代行会社)の場合は、カード情報を持たないのでは仕事になりませんから、必ずPCI
DSSに準拠しなければなりません。
PCI DSSにはどのようにすれば準拠できるか、その知識や方策を提供するための協力団体として、JCDSCが実行計画の中に位置づけられました。
JCDSCにはPCI DSSの認証審査機関(QSA)や各種の脆弱性検査会社、セキュリティベンダーなどが多く参加しており、実行計画の要請に応えて、PCI
DSSセミナーの開催や準拠への参考資料の提供、個別の相談への対応などの活動を行っています。
■JCDSCのサイトへ |

・JCDSC主催のPCI DSSフォーラム。(会場は有楽町の東京国際フォーラム2022.6.24)
・コロナ対策のため、2020年と2021年のフォーラムはWEBでの開催としましたが、2022年は3年ぶりにライブで実施。
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